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ハナビラタケができるまで

山梨の工場

ハナビラタケを人工栽培するには、一般的にスーパーなどで販売されている普通のキノコと違い、実に多くの工程が必要です。さらには幾つかの工程を並行作業できる状態までには、最低でも半年程度の時間を要します。

簡単にわたしたちインタートレードヘルスケアがハナビラタケを収穫するまでの工程をご紹介します。

◆ハナビラタケの生鮮の味

ハナビラタケはシャキシャキ、コリコリとした食感で、クセがなく、マツタケのようなキノコ独特の香りがします。煮ても形がくずれず、食感があるので、鍋の具材としてもおいしくいただけます。
また、カロリーが少なく、食物繊維もたっぷりふくまれたヘルシーな食材と言えます。

高級な薬膳鍋屋さんでも、ハナビラタケをはじめとした様々なキノコをメイン具材に揃えたメニューが人気となっています。

◆ハナビラタケを収穫するまで

①種菌培養工程

人工栽培するためには、植物で言う「種」にあたる「種菌」を大量に準備することが必要です。この工程では、ハナビラタケ栽培のために専用に作られた瓶に、培地となるオガ粉と栄養体を入れ、少量の菌糸体から多くの種菌を培養します。

1回の培養には約3か月の時間を要します。この培養工程から開始すると栽培が完了するまで半年程度の時間が必要になりますが、実際にはハナビラタケを栽培する場合、この工程は並行して作業を行うため、1回の収穫サイクルは3~4か月程度になります。

②培地生成

培地生成

種菌培養時も同じですが、ハナビラタケを人工栽培するためにはハナビラタケに適した培地を生成することが重要になります。

培地にはオガ粉、栄養体、あるもの(企業秘密)の3つを入れて攪拌します。十分な攪拌をした後、適量の水を入れます。水の量は基本的に一定ですが、季節や天候、オガ粉の乾燥状態によっては水の量を調整する場合があります。

そして最後に塩化カルシウムを入れ、再度十分に攪拌して培地の生成は完了になります。

③培地の袋詰作業

培地の袋詰作業

培地生成が完了した後、その培地を袋詰します。
生産者によっては瓶詰めする会社もあるようですが、わたしたちは袋に培地を詰める方法を採用しています。

ここでの工程は、袋詰機やベルトコンベアを利用して機械的に作業が行われていきます。
袋詰めされた培地でハナビラタケを栽培するわけですが、その前にもうひとつ工程があります。

④殺菌工程

殺菌工程

袋詰めした培地は全て高圧殺菌を行います。以下のような殺菌釜に培地を入れ、釜の内部を高圧にした上で、かなりの高温でしばらくの時間殺菌します。

ハナビラタケは他の菌に非常に弱いため、この工程は欠かせません。これら②から④までの工程が1日の作業になります。

⑤釜だし作業

釜だし作業

翌日、殺菌釜から培地を取り出す作業を行います。先ほどの殺菌釜の写真には、培地を入れる扉がありますが、反対側にも扉がありクリーンルームに続いています。培地の取り出しは反対側のクリーンルーム側から行います。

クリーンルームは殺菌処理により高温になった培地を冷却するための「冷却室」と、培地にハナビラタケの種菌を接種する「接種室」があります。

この部屋は一切の細菌を排除するため、作業者は専用の帽子、手袋、作業着で入室します。まずは培地を十分冷却するため、翌日まで冷却室に保管します。

⑥接種作業

接種作業

冷却された培地にいよいよ種菌を接種します。接種室は冷却室より他の菌の侵入に神経を尖らせます。接種の担当者は、入室前に白長靴を洗浄し、無塵衣に着替え、マスクを付け、白長靴に履き替えます。そして入室直前に全身をアルコールで消毒します。

実際の作業は接種機が行いますが、作業の確認のため立ち合います。接種された培地はベルトコンベヤーで移動し、封函機で袋とじされ培養室に流されていきます。

⑦培養作業

培養作業

最後に接種された培地は、成長するまで2か月以上をこの培養室で過ごします。

わたしたちは生鮮のハナビラタケの販売は基本的に行っておらず、栽培されたすべてのハナビラタケがサプリメントおよび化粧品原料用に利用されてしています。

そのため、この⑦での作業にインタートレードが他社とは異なる工程があるのですが、ここでの紹介は省略させていただきます。

培養室の環境は、自然のハナビラタケが自生する環境と同じような状態を維持することが重要です。
そのため2か月以上かかる培養期間は、環境チェックのため非常に神経を使います。湿度、温度、酸素濃度や二酸化炭素濃度など。
そして、2か月以上経過したあるタイミングで収穫を開始します。

生鮮ハナビラタケ