糖化、カルボニル化がはじまっています!生活習慣を見直しすぐに手を打ちましょう。
糖化とは、たんぱく質と糖が結合し、AGEsと呼ばれる老化促進物質をつくり出す現象のことをいいます。
これは、炊きたての白いご飯が時間とともに黄ばみ、固くなる反応と同じことが体内でも起こっている状態です。
一度黄色くなったたんぱく質は、元に戻らないので、とにかく予防が大切です。
抗糖化には、ブロッコリースーパースプラウトなどに含まれるスルフォラファンが有効です。
炭水化物を摂るときは白いもの(白米、パン、うどんなど)やジャガイモ、ニンジンなどのGI値の高いものを避け、玄米、全粒粉、サツマイモなどにすることも大切です。
食事の調理も温度の高い方法で料理を作るとぐーんっとGI値が高くなります。なるべく、生・ゆでる・蒸すを心掛けましょう。
また、カルボニル化はコラーゲンなどが酸化した脂質と結びつく現象で、原因は加齢や紫外線によるダメージ、たばこ・ストレスによる活性酸素の発生、脂質の過剰摂取などです。
「黄ぐすみ」が気になる人は、まさに気を付けるべき現象です。
オリーブの葉に含まれる、オレウロペインは強力な抗酸化作用、コラーゲンの生成補助、活性酸素抑制の働きがあり、お茶やサプリメントで摂取できます。
ただし、オリーブの葉には血圧を下げる作用があるので、低血圧のかたには、実は抗酸化効果の高い、バナナ、アボガドがおすすめです。
糖や脂質は人にとって必要なものですし、環境によっては避けられないものがあるのが現状です。
食事をするときは食物繊維が豊富な野菜やキノコから食べることを意識したり、運動によっても抗糖化、抗酸化が期待できるので適度に体を動かすことを心掛けましょう。