2016/3/10
先日は、糖化による黄ぐすみをご紹介しましたが、黄色くくすむ度合いや毒性が、糖化より深刻だといわれているカルボニル化ついてご紹介します。
紫外線ダメージなどで発生した脂質の分解物と、真皮のたんぱく質が結合してALEという物質をつくりだして、黄色く変色することをカルボニル化型といいます。
紫外線対策をしっかり行っていない方。
40代以降の方。(肌の酸化・糖化が進行すると現れる現象といわれています。)
たばこを嗜まれる方、ストレスが多い方。
糖化と同じく、肌に透明感が無く肌が固くなってきたりしている方はカルボニル化が疑われます。
糖化でも触れた通り、一度黄色くなってしまったたんぱく質を元に戻すのには、ものすごく時間がかかりますから、とにかく予防が大切になります。
紫外線や活性酸素の影響を受けるので、UVケアは必須ですよ。
カルボニル化を起こす原因は、紫外線によるダメージ、たばこやストレスなどによる酸化です。
オリーブの葉に含まれる、オレウロペインは強力な抗酸化、コラーゲン生成補助、活性酸素抑制の働きをもっています。
サプリメントでとることができますが、オリーブの葉には血圧を下げる作用があるので、低血圧の方には、実は抗酸化効果の高い、バナナ、アボカドなどもおすすめです。
これから旬を迎える春キャベツもいいですね。巻のゆるい若いキャベツは抗酸化作用が圧倒的に高いそうです。
スキンケアでは、フランスカイガンショウ樹皮エキス、クロレラエキス、セイヨウトチノキ種子エキス、セイヨウオトギリソウエキスなどに抗酸化の働きがあるといわれています。
心当たりのある方は、抗酸化対策を強化しましょう。
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