2016/3/18
今日は、顔色が悪く見えるくすみ、血行不良型タイプをご紹介します。
スキンケアをちゃんとしているし、顔のマッサージだってしているのに、青黒いくすみが取れない…ということはありませんか? 顔色が悪く、くすんだ肌は、睡眠不足による血行不良、鉄欠乏が考えられます。
青黒くくすむ方。
寝起きする時間が日によってまちまちな方。
睡眠が途切れがちな方。
手足がむくみがちな方。
肌のターンオーバーとなる細胞分裂は、主に睡眠中に行われています。
起きている間は血液の流れが脳に集中しますが、睡眠中は全身に血液が流れ始め細胞分裂の準備が整います。
寝始めてから3時間はぐっすり眠れる環境を作っておくことはとても大切ですね。
全身に酸素を運ぶヘモグロビンは、鉄とたんぱく質でできています。
鉄が不足すると酸素をしっかり運ぶことができず、いろんなところで酸欠が起きてしまいます。
頭で酸欠が起きると、集中力が低下しますし、手足では、冷えやむくみの原因になります。
皮膚や粘膜が酸欠になれば、顔色が悪く、くすんだ肌になってしまいますので、
鉄不足に陥らない注意が必要です。
食べ物に含まれる鉄には、ヘム鉄と非ヘム鉄があります。
「ヘム」とはたんぱく質を意味しています。
動物性食品に含まれる鉄分は、「ヘム鉄」と呼ばれタンパク質と結合して吸収効率が良いと言われています。
ヘム鉄の吸収率が25~30%であるのに対して、非ヘム 鉄は5%程度と低く
ヘム鉄の方が体内によく吸収されます。
豚、鶏レバー、牛赤身肉、カツオ、マグロ、あさりなどのヘム鉄で摂る方が、非ヘム鉄で摂るより数倍吸収率が高くておすすめです。
小松菜やほうれん草などの非ヘム鉄から摂る場合は、ビタミンC(赤ピーマン、トマト、ブロッコリーなど)と一緒に摂ると吸収されやすく、ヘム鉄(良質なたんぱく質)と一緒に摂ることで、吸収されやすく変化するそうですよ。
肌を作る材料としても必要な栄養素である、鉄、ビタミンC、たんぱく質を意識してたくさん摂ってみるといいですね。
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