フロンティア

更新:2025.01.16

ITはなびらたけの工場見学を行いました

2024年12月にITはなびらたけを生産する工場の見学を行いました。
今回は、そのITはなびらたけ工場をレポートいたします。

ITはなびらたけを生産しているのは、山梨県の身延町にある自社工場です。
近くには日蓮宗の総本山である身延山久遠寺があり、日本三大急流の一つの富士川沿いで、天然水豊かな場所となっています。

ITはなびらたけ工場

■ITはなびらたけ工場に潜入!

ハナビラタケは日本各地の標高1000m付近の特殊な環境に稀に自生していますが、当社のITはなびらたけは人工栽培を行っています。
人工栽培するためには多くの工程と自然に近い環境を再現する必要があり、以下のような工程で生産を行っています。

まずは、オガ粉などを使い栄養のある培地を生成し、その培地を袋詰めしていきます。

培地生成機械 ITはなびらたけ工場見学、培地生成機械

袋詰めした培地は殺菌釜で全て高圧殺菌を行います。
ハナビラタケはデリケートなため、この作業は欠かせません。
その高圧殺菌を行った培地は高温のため冷却室で冷却します。

高圧殺菌窯 ITはなびらたけ工場見学、高圧殺菌窯

続いて、培地にハナビラタケの種菌を接種するために接種室に移動します。
ハナビラタケは他のキノコに比べ雑菌に弱いため、接種室では、マスク、アルコール、無塵衣などの厳重な装備で入室し、機械を使って接種作業を行います。

ハナビラタケの種菌の接種作業を行う機械 ITはなびらたけ工場見学、ハナビラタケの種菌の接種作業を行う機械

この接種された培地は培養室で約2ヶ月間保管されます。
培養室は湿度、温度、酸素濃度などを決められた範囲にする必要があるので厳重な管理が必要です。
保管されている間にまれにカビが生えてしまうものもあります。
右側の写真を見ていただくと分かりやすいですが、袋の上部にある丸い模様のようなものは、ハナビラタケが雑菌を取り込まないようにするためのフィルターです。

左:培養室の様子 右:培養中のハナビラタケ ITはなびらたけ工場見学、培養室

ハナビラタケはこのように成長後は白い花が開いたような形になります。

ハナビラタケ

詳しい作業工程が知りたい方はこちらをご覧ください↓↓↓
ハナビラタケができるまで

余談ですが、工場から車で数分のところには身延山久遠寺がありました。

久遠寺周辺の風景 ITはなびらたけ工場見学、久遠寺周辺

■ITはなびらたけ工場見学を終えて

ITはなびらたけが栽培されるまでの一連の流れを紹介いたしました。
ITはなびらたけの栽培の難しさが伝わったと思います。

今回のレポートで少しでも興味を持っていただけたら、是非当社のサプリメントや化粧品をお試しください。